〜陶芸教室(その15)たたら小鉢編〜 '05.1.13.


陶芸ファンのみなさん、明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願いいたします(^_^;


…ということで'05年最初の陶芸教室は予定通り1月13日から始まりました。




本年最初の作業は、昨年暮れに先生の御好意でもう一客造らせてもらった
湯のみの底部の仕上げから始まりました。


左の素焼き見本と同じになるように仕上げていきましたが、
この写真だとよく分かりませんね(汗)。


作業を終え、ホッと一息ついていると先生が、ある見本の作品を持ってきました。

花びらみたいなかたちでとってもカワイイ『たたら小鉢』でした。


まず、最初の一客目は先生に造ってもらいました。



先生が造ってくれた見本です。ほら、とってもカワイイでしょ♪


今回は型を使って造るので、少なくとも『同じ大きさ』に仕上げることができます。

昨年の湯飲み造りのときに、その難しさをいやというほど
味わった私としては、まずは第一関門突破という感じです(^_^;



これを見ただけでは一体何を造るのかさっぱり分かりませんよね(笑)。
特に右のピンク色の花びらみたいなものが怪しげです。


厚さ3ミリの極薄の粘土です。これを一枚剥がして、
濡れガーゼをかぶせた台に乗せ…ってまだ剥がしてない(汗)
その上にまた濡れガーゼを乗せ、全体をヘラで軽くこすります。
アクセント代わりにガーゼの模様をつけるのが目的だそうです。



その上に粘土を挟み込むように台を乗せてから逆さにします。
その次に怪しげなピンク色の物体を粘土に乗せるんですが…

ガーゼを外し、型を当てて切り取ります。
怪しげなピンク色の物体はこのための型だったんです(^_^;
するとこーんな感じになります。
丁寧に切りとらないと作品の出来に響いてしまうので慎重に。




再びガーゼを被せ、ヘラでガーゼ模様をつけていきます。
このときヘラを『外側から内側』に向かって動かすのがポイントです。


それと同時に周囲の面取りをしていきます。
小鉢の仕上がりに直結するので丁寧にやらないと…


その次に魔法の粉を『中心部だけ』に振りかけます。
何でこんなことをするんでしょうかねぇ…
コップ型の石膏に乗せて外側の花びら(のような)部分を
丁寧にくっつけていけば出来上がりです。




上記の魔法の粉はこの石膏の型を外しやすくするためだったんですね♪
にゃるほど、そういうことだったんだ!納得納得(^_^)



ということで無事に5客造り終えました♪の図です(^_^)



時間にすれば一客当り10〜15分ほどで造れてしまうのですが、
それだけに一つ一つの工程をしっかり、丁寧に積み重ねていかないと
綺麗な作品にはなりません。

一見、上手くいったように見えても、先生の見本作品と比較してみると
同じように造っているつもりでも、全体的に荒さが残る仕上げでした。

「まだまだ繊細さが足りないんだよなぁ。」
と造り終えてからしばし凹&反省(-_-;

陶芸マスターへの道は果てしなく遠いことを、
またもや実感させられた日となりました(苦笑)。



ということで今回はここでお開きです(^^)


それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」




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