〜陶芸教室(その51)〜
電動ロクロの湯飲み編(その2) '06.1.26.
今回は前回の予告通り、湯飲みの高台造りにチャレンジしました♪
ジャジャ〜ン!今回がお初となる『鉄カンナ』です♪ 今回の高台削りには無くてはならないアイテムです(^^) |
このように両端に刃が付いています。 怪我しないように気をつけなきゃ(^^; |
先生に手順を見せてもらいながら、見本の1客を仕上げてもらいましたが
相変わらず『いとも簡単に&あっと言う間に』造ってしまいました。
先生が削ってくれた見本です。す、凄い早業っ!しかも綺麗っ!!
「見てるだけだと分からないからとりあえず自分で造ってみましょうか」
…と言うことで早速、高台造りスタートっす!!(^^)
まず湿台(しった)をロクロに固定してから作品を乗せ、 軽く廻しながらブレの一番少ない場所を探します。 (湿台=高台を削る時に作品を逆さに置いて使用する台) |
次に左手親指を作品の中心に置き、その上に(陶芸用の) 鉄カンナを持った右手を添えて、刃先で表面を平らにします。 …左手でカメラを構えてるため、親指は見えてませんが(^^; |
あとは高台の形になるように削っていくだけ♪
…と言葉で表すのは簡単なんですが、いざ始めてみると
刃先の角度が悪いのかなかなか削れません。
かと言って深く削るべく力を加えると、作品が中心から動いて(ずれて)しまいます。
そうなるともうダメで、最初からやり直し…
うーん、めちゃめちゃ難しいっす(>_<)
さらに悪いことに時間の経過と共に粘土の表面が乾いてきてしまい、
ますます削りにくくなってきます。
御覧の通り、表面がカサカサに乾いてしまってこれ以上うまく削れません(>_<)
やっとのことで2客仕上げましたが、最後に先生に修正してもらって
ようやく終了しました。
ここで時計を見るとな、なんと22時15分(!)
結局、先生がものの数分で出来る作業に2時間以上も費やしたことになります(汗)。
もうクタクタっす…
手前が先生に削ってもらった見本ですが、残りの2客も 結局は先生に仕上げてもらいました(‐_‐; |
うーむ、改めてみると何か曲がってるような気が…(^^; |
今回の経験から、高台作りのポイントは微妙な力加減と刃先の角度。
そして削るに際し、速さと正確さの両方が必要だということは良〜く分かりました。
過去の経験から「そんな簡単に出来るわけはない」とは思っていましたが、
1客仕上げるのに1時間(-_-;
…いくらなんでも時間、掛かりすぎっす(苦笑)。
ということで今回はここでお開きです♪
それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」
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