〜陶芸教室(その67)〜
高さのある湯飲みを造りたい編(その1) '06.9.28.〜10.12.
〜9月28日〜
前回の陶芸教室で、何度造っても上手くいかない私のために 先生に見本を見せてもらいました。 高さがあり、かつ厚さ極薄の湯のみを「あっと言う間」に造ってしまう先生の技に 驚嘆しながらもそのときの手の動きを見て、ヒントらしきものをつかみました。 その感覚が残っているうちに翌週、湯飲み造りを・・・と、ここまでが前回までの流れ。 |
今回、果たしてどうなったのかと言うと・・・
早速、湯のみ造り・・・の前にまずは菊練りです。
何度やっても相変わらず上手くできない私のため、
またまた先生に御登場願いました(^^;
私の練り(のような動き^^;)を見ていた先生曰く、
「菊練りが出来てないと言うより、粘土を押し出す最初の動きからしてダメだねぇ」
とのことで菊練りは一旦諦め、その前段階の右手で
粘土を(右の方に)押し出す練習に戻ることにしました。
10分後。。。
「うぅっ、これすらまともに出来ないっ(シクシク・・・)」
結局、今回も菊練りを先生に代行してもらい、ようやく湯のみ造り開始です♪
が、やっぱり上部に行くほど外に広がってしまいます。
そこで先週得たヒントを実践です!
それは親指と人差し指で円を作って、広がってしまった部分に当ててゆっくり上に持ち上げる動き。
イメージを頭の中に浮かべながらやっているうちに、そこそこの高さまで上げることに成功しました♪
ただ、厚さを見ると・・・バラバラで全然ダメじゃん(-_-;
今までは厚みが違っていても(低くてずんぐりした)形でごまかせたんですが
高くすればするほど、ブレはどんどん広がってしまいます。
そして一度ブレたら修正は困難なのでボツにするしかありません。
8回トライしたものの、結局すべてボツになってしまいました(涙)。
・・・よって今回は写真なしです。
これ、簡単そうに見えてめちゃめちゃ難しいーーーっ!!(>_<)
思えば昨年暮れに湯のみ造りをはじめたとき、先生から
「先に上部を薄くしてから全体を上げていってくださいね」
と言われてたんですが、その意味が今回ようやく分かりました。
〜〜〜 上部を先に造ってから上げればブレにくく、その逆だとブレやすい〜〜〜 |
「にゃるほどぉ!そう言うことだったんだぁ〜!!」
しかぁ〜し!
頭では分かっていても形にできないもどかしさ(涙)。
でもこればっかりは自分の腕が悪いんだから仕方ありません・・・
この分だと当分の間、ボツばかりで作品は造れないかもしれません。
実際今回も全ボツだったし(-_-;
でも、ステップアップのために乗り越えなくてはならない道なので
くじけずに頑張っていく所存ですっ!
先生からも、「最初から上手くできるわけはないんだから、
とにかく数をこなしてコツをつかむしかないですね。」と言われてますんで(^^;
〜10月3日(火)〜
そして迎えた翌週火曜日の教室です。
あ、普段の教室は木曜夜なんですが、今週はF-1観戦のため木曜夜の夜行バスで鈴鹿に向かう予定。
陶芸に行った後だとバスに乗り遅れる可能性があるため、今週のみ火曜日に変更してもらったんです♪
まずは菊練り・・・はまだ無理なので、その前段階の粘土を押しながら少しずつ右へ出す練習です。
が、やはりこれもうまく出来ない(-_-;
先生曰く「粘土を上から押さないで、前方に押し出す癖が付いちゃってるかな?
ただ上からつぶすようにするだけなんだけどねぇ。」
見本を見せてもらってから自分でやってみてもダメ(>_<)。
どうも菊練りを意識するあまり、粘土を無理やり回そうと前方に押してしまっているようです。
まずはこの癖を矯正しない限り、永久に菊練りマスターにはなれそうにありません(>_<)。
結局今回も先生に練ってもらい(汗)、『高さのある』湯のみ造りの練習開始です♪
・・・が、結論から言うと、8客トライしましたが今回も全ボツ(T_T)
先生曰く、「粘土が(ロクロの)中心に置けていないからブレるんですよ。まずはそこからですね。」
うーん、自分では置いているつもりなんですが・・・
僅か1ミリのずれがあるだけでもブレてしまい、上手くいかないんです。
2週連続で全ボツだけは避けたい・・・
と言うことで先生に「もう一度やらせて下さいっ(願)。」
と泣きの一回を申し入れ、再度トライすることにしました。
菊練り同様、粘土内の空気をロクロ上で抜く『土殺し』や湯のみの作り方を
先生に教わりながら「今度こそ!」と必死で頑張りました。
その結果・・・
「見事、高さのある湯のみが完成しましたっ!!」
と行けば万々歳だったんですが、現実はそんなに甘くはなく(汗)、
結果的には今回もまた全ボツでした(T_T)(T_T)(T_T)
悲しいですがこれが現実です・・・
それでも「あと少しで成功か!」と言う場面までこぎ付けたときもあって
(見ていた先生からは「水を使い過ぎ」、と言われましたが-_-;)
ほんの僅かではありますが湯のみ造りのきっかけが掴めたような気がします。
ちなみに8時半から始めて、終わったのが22時45分・・・
終わったころは身も心もクタクタでした(^^;
〜10月12日〜
先週当たりから右ひじの具合が芳しくないので、「今回はお休みしようかなぁ〜?」
とも思ったんですが、パ・リーグプレーオフ(日本ハムvsソフトバンク)での
両チームのひたむきな姿を見てたら「俺も負けられないぞ!いっちょ頑張るか!!」
と言うことで行くことにしました(何て単純な理由だ^^;)。
今回も菊練りなど、右手に力を入れる作業を覚悟してたんですが
幸い、前回造った湯のみの素焼きが終わっていたので
今回は絵&色付け作業をすることになりました。
ちなみに今回は自分で造った2客に加え、先生が見本に
造ってくれた湯のみもあったので合計3客です。
上が先生の見本で下の2客が私の作品です。
厚みに関しては私の作品も御覧の通りまずまずの薄さでした。
「さて、今回はどういう感じで絵付けしようかな〜?」
しばし考えた後、今回も幾何学模様っぽいものを描くことにしました。
鉛筆で下書きしてから・・・ | まず紺で彩色。そして茶色の彩色です。 |
ふ〜、ようやく1客完成したよ・・・
「残りあと2客!頑張るぞ〜!」・・・と没頭すること約2時間。
とうとう完成しましたっ!!
縦横の線を離すかくっつけるかで迷ったあげく、くっつけてみたんですが
最初に思い描いていたイメージとはちょっと違う感じになってしまいました(-_-;
やっぱ離したほうが良かったかも??
いやいや、その判断は焼き上がりを見てからにしましょう。
・・・と、期待と不安に胸膨らませながら今回はここでお開きです♪
それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」
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