〜陶芸教室(その70)〜

高さのある湯飲みを造りたい編(その4) '06.11.16.〜21.


〜11月16日〜

前回、高台削りを終えた湯飲み4客の素焼きが終わっていたので、
その前に造った1客を加えた合計5客の色付け作業です♪


久〜しぶりの湯飲み5客セットです(^^)

ここ最近は色よりも絵に重点を置いてきましたが、今回は「せっかく5客揃っているんだから」、
と言うことで絵付けはせずにシンプルに色付けだけで仕上げることにしました。

ただ、いつもだったら好きな色(の出る釉薬)を選んでその中に「ドボン♪」と
浸けるだけなんですがそれだけじゃ芸が無いと思い、
今回はもう一捻りすることにしました。

・・・と言ってもそれほど複雑なものではなく(汗)、
「外側と内側の色を変える」と言うものです。

4月の研修旅行で初めてトライしたものなんですが、その時の作品が
想像以上の出来(作品自体ではなく、あくまで色の話です^^;)だったので
「機会があったら教室でもやってみよう」と密かに機会を伺っていたんです。



ちなみにこれがそのときの作品です。
内側が白で外側が辰砂(赤)のコントラストがいい感じです(^^)。


研修旅行の時は昼食を挟んでの作業だったので、午前と午後で一気に
色付けが出来たんですが、基本的に最初の釉薬がしっかり乾いてから
外側の色付けをしないとダメだそうで、今回はまず内側のみの色付けです。

先生から「どんな色にしますか?」と聞かれた私は迷わず
「白でお願いします!」と即答です。

何故かと言うと先輩のWさんも以前おっしゃっていたんですが、
「お茶を入れたときに中が白いほうが色合いや濃さなどが見やすいし、
見た目もコントラストがあって良い」、と言うのが理由です。


紙やすりでバリ取り&高台底部にロウ付け後、いよいよ色付けです♪

・・・と言っても方法は簡単で、竹筒のような容器ですくった釉薬を湯のみに入れるだけです。
ただし、ここで注意しなくてはならないのが「一気に仕上げること」です。

最初に入れた釉薬が足りなくて継ぎ足したりしているとその分厚くなってしまい、
綺麗に仕上がらないんです。
溢れたら拭き取れば良いだけの話なんで、ここは一気に勝負です!

・・・が、思い切ってやったつもりでも最初はどこかで
遠慮がちにしてしまうようで、釉薬が足りなくて
あわてて継ぎ足してしまいました(汗)。

作業前(ポインター当てると作業後)です。


最後に外に溢れた余分な釉薬を拭き取ってこの日の作業は終了♪
若干のミスはあったものの全体的にはまずまずだったと自負しております(^^;

次回は外側の色付けです。

中が白なんでバランス的にはどんな色でもイケるんですがさぁて、今度は何色にしようかな〜??




〜11月21日〜

今週の木曜日(23日)は勤労感謝の日。つまり祭日。
祭日は教室もお休みと言うことで、今週は火曜日(21日)の教室に参加です。

早速、外側の色付け・・・の前に次回分の湯飲み造りをしました。

菊練りの練習後、造り始めたんですが・・・
あれれ?何か上手くいかないなぁ??
ちなみに今回は今までよりもさらに高さのある湯飲みを造るのが目標です。

ある程度の高さまでは上げられるんですが、そこからが難しい。
上げようとすればするほど、ブレが加速度的に増幅してしまうんです。

最初の1客目は見事失敗。そして2客目も・・・
途中で見かねた先生に見本を見せてもらったんですが、それでも上手く行かず(-_-;

5客トライしましたが・・・結局、全ボツでした(T_T)。

1客目が失敗した時点で今日は「何か気が乗らない」というか上手くいかないような気がしたんです。
電動ロクロは結構メンタル的な要素もあるんで(・・・と言い訳)。

気合を入れ直して来週、再チャレンジしますっ!





気を取り直して(汗)、先週の続きです。

外側の色付けなんですが、今回は実に簡単で高台部分を指でつまんで
逆さにしたまま、釉薬の入ったバケツに「ドボン」と浸すだけ♪

湯飲み内部の空気があるため、中に釉薬は入らないんです。

・・・と言うことでこちらの方はあっと言う間に終了(^^)

釉薬は織部にしたので緑色に仕上がる予定♪
外が緑で中が白のツートーン仕様です。


焼き上がりが楽しみ楽しみ・・・(^^)

それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」




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