〜陶芸教室(その80)〜

高さのある湯飲みへのステップ?編(その1) '07.3.29.


今週の陶芸教室は、先週造ったソーサーの素焼きが終わっていなかったので
再び湯飲み造りをしました。

毎度のことながら菊練りは先生にお任せし(汗)、湯飲みを造り始めました。


・・・がっ、今回もまた低〜い湯飲みしか出来ませんでした
(低い湯飲み2客とコーヒーカップ1客・・・涙)。



「あ〜あ、またハンパな高さの湯飲みになっちゃったよ(T_T)。
ちょっと時間は早いけど今日はこの辺で切り上げるとするか」
とロクロを洗い始めたとき、先生がやってきました。

私の作品を見ながら「今日はどうでしたか?」と聞くので
「御覧の通り、またこんな高さの湯飲みしか出来ませんでしたよ・・・」と答えました。

すると、おもむろに新しい粘土を持ってきて「まあ、見ててごらん」と言いながら
湯飲みを造り始めました。

先生の一挙手一投足を見逃さないよう「じーっ」と集中して見ます。

上部を先に薄くするところまでは同じです。
が、ここから先が違っていました。



底部を広げず、スリ鉢状にしたのです!

中間部の厚みを整えてから最後にスリ鉢状の部分を外に広げていくと、あ〜ら不思議!
あっという間に上に高さのある湯飲みになっていくではあ〜りませんかっ!!

私の場合、上部を薄くしたあと底部を最初から広げてしまったため、
高くするための粘土が残ってなかったんです。

だから上げたくても上がらなかったわけなんですね。
「なるほど!そういうことだったのか!!」


↓手書き図ですが、理屈の説明です↓






手前が先生の見本です。当然のことながら湯飲みらしい形、してますねぇ(^^;


その後、自分でトライしたところ、あれだけてこずっていたのがいとも簡単に・・・
出来たら最高ですが、いきなり上手くはいきませんでした(苦笑)。



が、何度か失敗した後の最後の1客で見事、
高さのある湯飲みを造ることに成功しましたっ(やたっ!!^^)

奥に見えるのが先生の見本です。
パッと見、同じような形に見えます(^^)
低〜い湯飲み3客と高さのある湯飲み1客(右下)の図(^^;



壁を乗り越えた、と言うにはまだ早いとは思いますが、この日の感触を忘れないようにして
次回も上手く造れるよう頑張りまっす(^^)



〜おまけ〜

前回絵付けした湯飲みが焼き上がってきました♪
紺はしっかりと出ましたが、茶色の発色がイマイチでした・・・

・・・いつものことですが、今回も出来の悪さを
絵で誤魔化してます(^^;
底部に描いた桜もまずまずの出来・・・かな??



それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」




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