〜陶芸教室(その83)〜

高さのある湯飲みへのステップ?編(その4) '07.4.26.〜5.10.


〜4月26日〜

前回湯飲みを造ったとき、先生からヒントを頂いたおかげで
「どうしたら高さのある湯飲みが造れるか?」のポイントがおぼろげに分かった私。

ただ、その後は素焼きの終わったソーサーの色付け&湯飲みの絵付け作業があったので
ロクロで造る作業は御無沙汰になっていました。

今回はそのとき以来約1ヶ月ぶりのロクロ作業。
頭にポイントを叩き込んではいるものの、果たしてその通り手先が動いてくれるのか?

若干の不安を抱きつつ、とりあえず最初の1客目を造ってみました。

教えの通り、底部をスリバチ状にして上部を広げ、最後に底部の粘土を外に出していくと・・・
思ったより高くはならなかったものの、形的にはまずまずの湯飲みが出来ましたっ(^^)

2客目、3客目も似たような出来でしたが、それまでのものに比べればはるかに湯飲みらしい形です♪

後半は上手くいきませんでしたが、結局、今回は3客の湯飲みが完成しました!!


直径はほぼ同じくらいになりましたが・・・ 肝心の『高さは』残念ながらもう一息の出来でした。
(先生にも言われちゃいました・・・汗)


ただ、今までは「何となく造ったら結果的に湯飲みが出来た」という
レベルだったのに対し、今回は「湯飲みらしい湯飲みを造る」ことを意識し、
意思のある作品が初めて造れたという点に満足しています。

『結果的にできたもの』と『意識的に造ったもの』。
形は同じでも、作品に意思があるのとないのでは大違いだと思います。

「湯飲みはすべての作品造りの基本で、それが出来ない限り
どんな作品を造ろうとしても上手くはできません。」

電動ロクロを始めたころ先生に言われた言葉ですが、最近になって
ようやくその言葉の意味が分かってきました。

『楽しく造れれば手順なんてどうだっていい。』

確かにそれも一理あるとは思いますが、
『我が家の陶器をすべて自分で造ったもので埋め尽くす』野望がある私としては、
そのレベルでは満足してはいけないと思ってるんで(^^;

カミサンからは度々、「いい加減、湯飲み以外のものを造ってよぉ。」
と言われてるんですが「湯飲みさえちゃんと造れるようになれば、
どんな作品でも造れるようになるからもうちょっとの辛抱ね♪」
と言い聞かせてます(苦笑)。



〜5月10日〜


GW明け最初の陶芸教室は、前回何となく高く造るコツを掴みかけた
(が結局、高くならなかった-_-;)湯飲み3客の高台削りです。

底の厚みが最初から足りないため(5mm〜1cmくらいしかない)
いつもの調子でガンガン高台を削っていくと、あっという間に底が抜けてしまいます。


注意深く作業して、何とか無事削り終えた湯飲み3客です。


ただ、底部をちょっと押してみたところ・・・どれもペナペナで突き抜けそうです。
(いつもと比べ粘土が軟らかかったこともあるんですが)

作業自体は比較的スムーズに出来たんですけどねぇ。

最初の頃に造った湯飲み(の底)が厚すぎてめちゃめちゃ重いものばかりに
なっていたのでその反省を踏まえ、最近は出来るだけ薄くしてたんですが、
どうやらやりすぎだったようで(^^;

具体的には作品完成後、切り離すときにロクロを回しながら糸を奥から手前に引くんですが
糸を当てる位置を意図的に高めにしていた(=底部が薄くなる)んです。
(言葉の説明だと分かりにくいかな?)

終了後、先生からも「もう少し厚く切らないとねぇ・・・」と指摘されちゃいました。
スンマセン・・・でも今回は確信犯です(^^;;;


素焼きで底部が割れちゃうかも知れませんが、そうなったらまた造ればいいんで(^^;

・・・と言いつつ、割れないことを切に願ってたりしてます(苦笑)。
(2週間分の作業がムダになっちゃうんで^^;;;)




〜おまけ〜

前々回に絵付けした湯飲み3客&コーヒーカップが焼きあがってきました♪

葉っぱとかたつむり(青)の発色はバッチリでした♪ ・・・がっ、肝心の紫陽花の花(茶色)の発色が薄くて
出来はイマイチでした(>_<)



絵の具が濃すぎると滲んだり、焦げて気泡が出てしまうし、
かと言って薄すぎると色が出てこない。
このさじ加減が意外に難しいんです・・・



作品になるまで最後まで気を抜けないのが陶芸なんですよねぇ
(と知ったような口を利く私は陶芸暦未だ2年半^^;)。


それではみなさん、「See you next week〜(^o^)/~~~」




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