「父の入院前後の母の手記」(8月23日〜9月15日)



8月23日(土)

     BP138/82、KT36.3℃、腹囲92cm、体重71kg。

     この頃より、お腹が張る感じがする、と言っていた。
     元看護婦の母は腹水に間違いない、ということで腹囲を測りはじめたと思う。

     〔BP=血圧、KT=体温〕


8月24日(日)

〔7:00〕  BP132/70、KT36.3℃、腹囲89.5cm、体重70kg。

〔19:00〕 KT36.8℃。食欲不振。「やや気分がすぐれない。」と・・・。


8月25日(月)

〔朝〕   倦怠感あり。 食欲不振(3分の1くらいの量)。
      BP130/76、KT36.5℃、腹囲88cm。

〔夕方〕 19日の受診後、だいぶ楽になったので(早いペースでむくみが取れたので)、
      「今日あたり、会社へ顔を出そうと思っていたのに・・・。」と残念そうな様子。
      夕食、少し食べるも、胃のむかつき軽度あり。 嘔気(‐)。KT36.7℃。

      〔嘔気(おうき)=吐き気〕


8月26日(火)

〔朝〕   6時ころ、軽く氷枕する。幾分,熱感あり、と(本人)。BP136/74、KT36.7℃、P(=脈拍)60。

〔午後〕  15時過ぎに帰宅。Y(私の妹)も来る。明日、病院の受診を、と話してみるも嫌がる。
      (仕方ないので)様子を見ることにする。

〔夜中〕  KT37.4℃。「自分で氷枕をした。」とのこと。


8月27日(水)

〔朝〕   お粥摂取(軽く一杯)。
      胃のあたりは相変わらず余りすっきりしないようだが、頑張って食べている感じ。
       BP140/82、KT36.4℃。

〔夕方〕  お粥食べるも胃部、不快感あり。 嘔吐(‐)。KT37.7℃。 氷枕をし、就寝す。
       解熱剤服用す(Y良医院処方の)。


8月28日(木)

〔7:30〕  昨夜は比較的眠れた、とのこと。
       BP138/80、KT36.3℃、P88、腹囲87cm。

〔夜中〕  胃部不快は強く、眠れず。 オメプラール錠服用。


8月29日(金)

〔7:00〕  起床。BP140/80、KT36.5℃。


8月30日(土)

〔朝〕   BP136/74、KT36.6℃、腹囲86cm。


8月31日(日)

〔朝〕   BP138/80。


9月1日(月)

〔朝〕   お粥食べる。 BP140/80、KT37.1℃。

〔昼〕   お粥。

〔19:00〕 茶そば少し、アイス(食べる)。


9月2日(火)

〔7:00〕  ご飯少量、ぶどう少し食べる。
      BP140/80、KT37.5℃、腹囲90cm、体重71kg。 やや、腹水溜まってきた感じ。

〔14:30〕 KT39.1℃。氷枕。

〔15:00〕 カロナール(200mg)2錠服用。

〔18:30〕 KT37.6℃。 少し発汗あり。
      りんご、梨、ヨーグルト、牛乳を少しずつ(飲食)。

〔23:00〕 熱感あり。 座薬挿入。氷枕交換。


9月3日(水)

〔6:00〕  BP136/76、KT36.0℃、P58。
      昨夜はやや発汗あり、と着替えせず。余り眠れなかった様子。

〔6:10〕  軽い寝息を立てている。


9月4日(木)

〔朝〕   BP130/70、KT35.8℃、P58。


9月5日(金)

〔8:00〕  BP128/70、KT36.2℃、P60。
      (朝食) 納豆、生のり、牛乳、梨。

〔17:00〕 KT37.8℃。


9月6日(土)

〔朝〕   BP126/78、KT36.5℃。
      (朝食) ごはん3分の1、はたはた&小魚佃煮、豆乳少し。 下痢気味止まった、とのこと。





      〜この後、9月8日(月)午後、S病院へ入院することになる〜


      先日の検査入院後(の結果を見た)担当医に、
      「静脈溜の手術をしないと吐血したら取り返しがつかなくなる。」
      と言われたため、しぶしぶ入院の承諾をしたのだった。

      ただ、本人は簡単な手術で(体調が回復したら)すぐに退院できると思っていたようだ。

      だが、その頃母には担当医となったA山先生から、耳を疑うような事実が告げられた。

      「肝臓に7センチ以上の腫瘍(=癌)があります。年内一杯もつかどうか・・・。」

      「えっ、本当なんですか、先生・・・。」

      2cmくらいまでの腫瘍なら手術などの方法もあるそうだが、
      7cmもある腫瘍は治すことは出来ない、とのことだった。

      その日から一週間で、母の体重が5kg落ちたそうだ。

      そんな母を見た父が、「おい、どこか悪いんじゃないのか?病院で診てもらえ。」
      と言っていたそうだ・・・。

      腫瘍の話は父にも告げられたそうだが、(父本人は)腫瘍は治療で治る(=良性)
      という認識だったそうだ。









    9月10日(水)

    静脈瑠の手術が無事、終了した。

    父の場合、肝炎が悪化した「肝硬変」という病気に進行したのだが、
    そうなると肝臓の中に血液が流れにくくなり、その結果、肝臓をバイパスするような
    新たな血管が出来てくる。

    そしてその血管に破裂しやすい瘤(こぶ)状のものが出来てきて、もしそこから出血すると
    命にかかわる、ということで今回はその瘤を潰すための手術をしたのだった。





9月14日(日) 「自宅にて」

〔12:50〕 (病院から)自宅に戻る。
       メロン3切れ、みかん半分、りんごジュース少し、
       ごま豆腐一口、カップヌー○ル少し食べる。

〔15:00〕  BP114/66、KT36.3℃。

〔17:45〕  KT36.8℃(座薬使用せず)。 病院へ送っていく。


9月15日(月) 「病院にて」

〔朝〕   KT36.3℃。 朝食3分の2くらい摂れた。胃部不快は和らいでいる。
      点滴200ml+500m。 昨夜は眠薬を服用(21時ころ)、比較的眠れた模様。

〔11:00〕 KT36.8℃。 点滴500ml交換時、軽い氷枕使用。

〔13:30〕 KT36.8℃変わらず。 点滴終了。(点滴のせいか)食欲ない、と言う。
      昼食食べず。 その後、うとうと眠る。




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